フリマアプリにおける価格設定
フリマアプリ利用者は基本的に中間層から低所得者です。
価格設定に関しては、ヤフオク・アマゾンなどと比べて
3割安めに設定しないと売れないように思います。
さらに10%程度の販売手数料を引かれるわけですから
儲けは相当目減りします。
フリマアプリでは不要になった私物を売って
お金にできればいいというユーザーが多く
儲けは度外視なのでそれでも納得できているわけです。
しかしながら、その中には明らかに相場を度外視した高価格設定の商品が出品されています。
アイドル・アニメものなどが特に多いのですが、ほとんどは過大評価です。
それらの商品は旬であれば定価の数倍で売れることもありますが
ピークを過ぎるとあっという間に相場は下落します。
それを知らずにずっと価格を高く設定していると
いつの間にかピーク価格で売るチャンスを逃している、
というケースがあるので注意が必要です。
安すぎる価格設定の場合もたまにありますが
売り手が納得してるのであれば問題ないでしょう。
とにかくすぐに売りに出したい、というせっかちなセラーは結構います。
そんなセラーから買うのが転売屋で
フリマアプリが転売屋の仕入れ先と言われる所以です。
今安くても将来値が上がりそうな商品を今のうちに仕入れておくのです。
まぁお互いが納得できれば価格設定はいくらでもいいのですが
高すぎるとアマゾンで売れるとしても
貧乏ユーザーが大半を占めるフリマアプリでは無理ですよ、と。
そうそう、関係ありませんが
たまにプロフィールに
「転売禁止」
とか記載している出品者がいますが
バカっぽいので
やめておいた方が無難です。
その商品を売った時点で所有権は買い手に移動します。
煮ようが売ろうが自由です。